数学は土台をしっかり作らなくては伸びない!(E君の体験)

【偏差値 49→59】

 

ここが平山流
 
小学校の総復習から始めて、1問1問を完全に理解するまで繰り返し練習した!

 

分数計算もあやしい!
E君は、横着で楽して成績を上げたいという気持ちが強かった。でも現実はそう甘くはない。
数学の力を試してみると、小学校5・6年の内容でもかなり穴が見えた。特に分数のたし算、ひき算、割合、百分率、などは極端に弱い。
おまけに自己中心的でわがままなところがあり、あきらめが早い。小学校の勉強から始めて、基礎力をつけ数字に興味を持たせるにはどうすればよいか、決めたことをきちんとやり抜けるタイプにするにはどうすればいいのか?
私の挑戦がはじまった!

 

頭を使え、知恵を使え。すると数字はおもしろい!
●小学校時代の弱点補強。
小学校段階の学習内容をすべて押さえてから中学校レベルへと進む。これはすべての強化に共通した、私のやり方だ。
E君の場合、小学校の算数の総点検と、弱点の補強から始めた。プリントや10分間テスト等で必ずタイムを計ってやるようにした。それと同時に、簡単で早くできる計算方法をおしえた。例えば、次のような計算だ。

 

例)

16×25=4×4×25
     =4×100
     =400

 

24×125=3×8×125
      =3×1000
      =3000

 

24×0.25=24×1/4(4分の1)=6

 

 

計算は答えがあえばいいのではなく、どのようにして早く、簡単にできるかを考えてから解くように指導した。普段からこのクセをつけておくと、数学は必ず伸びてくる。
小学校の算数の復習をする教材としては「小学校6年分の算数が7時間でわかる本」(明日香出版社)を使用した。

 

●1問完全理解をめざす
次に実力問題(偏差値60〜70レベル)のトレーニングに入った。ひとつひとつの問題の解決と解読を読み、わからないときは基本事項を復習し、完全に理解し、確実に自分で解けるまで練習した。
問題数はたくさんこなせないが、ひとつの問題を丁寧に完全に解けるまで繰り返しやる方法だ。
解答や解説を読んでも理解できない場合は、必ず学校の先生や塾の先生に聞いてわかるまでくいさがること。この姿勢が大切だ。但し、自分なりに考えてから質問すること。実力問題の教材としては「中学数学応用問題の解き方」(旺文社)「中学3年分の数学が面白いほど解ける65のルール」、(明日香出版社)がいい。
E君は、ひとつひとつの問題を確実に理解していく方法で、次第にペースを崩さず、勉強をやり抜けるタイプに変身してきた。そして成績もグーンと伸び始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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