女性に人気商品ランキング

化粧水っていつからあるのでしょうか・・・
基礎化粧品の中でも、化粧水を好む傾向が強いといわれる日本人。
湿度が高い日本では、油っぽいものよりもさっぱりとした水溶性のものが好まれるからという
ことのようですが、日本人にとっての「水」というものの存在や意識が関係あるのではないかと
思われます。

打ち水、清めの水、豊かな水田、湯浴み、日本の伝統文化の中に水という存在は欠かせません。
良い香りがしたり、肌にとって心地良い「水」としての「化粧水」が受け容れられやすかった
背景には、こういう生活スタイルがあるのではないかと思います。

日本で化粧水が広まったのは、江戸時代。当時はスキンケアとしてではなく、
おしろい粉を溶くための水やおしろいの下地のような役割で使われていたようですが、
時代とともに変化して今のような基礎化粧品アイテムとしての位置づけになったそうです。

化粧水の種類？・・・
「化粧水」にも様々な目的や種類の化粧水があります。
何となく水分を補っているイメージが一番に浮かぶかもしれませんが、
他にも汚れを拭き取ることが目的の化粧水、アルコールなどの揮発性を利用した収れん化粧水、
日焼け後の肌を沈静させるカーマインローションなどもあります。

化粧水もきちんと目的を理解して使うことが大切です。

たっぷりバシャバシャと化粧水を使っているのにいつまでも乾燥する…
といいながら収れん化粧水を使っていた、なんてこともありえます。

何となくのイメージだけでなく、その働きをしっかり確認して使いましょう。

正しい化粧水の使い方・・・
保湿目的の化粧水の活かし方は、まずは量です。

量の不足は問題なので、けちらずに使いましょう。でも、いっぺんで大量に使えばいいというものでもありません。目安となるのは、もちろん各製品の説明にある表記ですね。100円玉大とか500円玉大とかポンプに何プッシュとかetc.…。

化粧水を使うときに、肌表面にいつまでも残る感覚がある、とか重たくなるのは苦手、という人は分けて使うといいです。例えば、ポンプ2回分とあったらまず1回分を手に取って、まんべんなくなじませる。そして、もう1回分を使う、というように。

肌の乾燥がひどい場合など、浸透が悪くなっているときは、一度に大量にのせてもなかなかなじみませんから、少量ずつを数回にわけて使ったほうが効果的だと思います。

化粧水はコットン？手？・・・
化粧水を手でつけるかコットンでつけるか、迷う人が多いようですが、化粧水の種類や目的に応じて使い分けるというのが正しいようです。
化粧水には、水分を補給して肌を柔らかくする「保湿・柔軟化粧水」、古い角質や汚れをふきとる「ふきとり化粧水」、毛穴を引き締め皮脂の分泌を抑える「収れん化粧水」があります。

「ふきとり化粧水」はコットンでやさしくふきとり、「収れん化粧水」はコットンで軽くパッティングしながらなじませましょう。

一般的に化粧水というと「保湿・柔軟化粧水」のことを指すのですが、こちらはコットンと手、どちらでも好きなほうで大丈夫のようです。
水のようにさらさらしたものならコットンで、とろみのあるものは手で、と使い分けても良いと思います。

乳液やクリームで美肌力アップ・・・
ベタつくからと朝は乳液やクリームをつけない人もいらっしゃるようですが、そこが意外な落とし穴。必要な油分が足りていないせいで肌が必要以上に皮脂を
分泌してしまい、メイク崩れを招いている可能性もあるのそうです。

乳液やクリームも、化粧水と同じようにしっかり浸透させましょう。

季節や肌質によっては、乳液またはクリームどちらか1つで済ませることもいいと思います。
どうしてもベタつきが気になるなら、量を調節したり、メイク前に軽くティッシュで押さえてみてください。
ちなみに、美容液をプラスする場合は乳液やクリームの前に浸透させておくのが基本だそうです。