うなぎの謎!


2017年土用の丑の日は・・7月25日(火)です!

 

土用の丑の日に「うなぎ」を食べる習慣を作ったのは

平賀源内だそうですがご存知でしたか?

私は知りませんでした。

平賀源内は江戸時代の発明家として有名な方ですが、

知り合いのうなぎ屋さんから、お店を繁盛させる方法を

聞かれた平賀源内が、土用の丑の日に『う』の付くものを

食べると夏負けしない、という昔からの言い伝えにヒントを

得て、「本日丑の日」という張り紙を出すようにアドバイス

されたそうです。

するとお店は大繁盛!!

それ以来、土用の丑の日に「うなぎ」を食べる文化が定着

したそうですよ。

 

ウナギ高等の裏に潜む闇社会の実態!

ウナギって高いですよね。

ウナギの蒲焼は、2002年509円だったのが2017年には3074円

なんと価格が6倍にもなっているのです!

ウナギは漁師がとった稚魚を養殖業者が仕入れ、育成した後に

市場に出回るのが一般的です。

しかし、その裏には闇社会がガッツリ絡んでいるそうです。

 

私たちが食べている9割以上は養殖で育てられたウナギです。

昔から闇社会の人とウナギは切ってもきれない関係だったんだそうです

ウナギの養殖には稚魚の仕入れが必要になるのですが、そこに闇社会が

関係しているそうです。

ウナギの稚魚は高いものになると1匹600円もする白いダイヤと呼ばれているそうです。

その稚魚を闇社会の人たちがとっていた・・いわゆる密漁ですね。

稚魚の価格は変動はしますが、高い時だと1kg=約300万円以上、これは銀よりも

高い価格だそうです。

それでも日本ではバンバン売れるため、悪質な業者が違法な稚魚を仕入れ、

業者は結果、ぼろ儲けしているそうです。

密漁があるため、国内での稚魚は激減。

そこで、海外からの輸入に頼ることになっていますが、ここでも新たな闇が生まれます。

稚魚がどれだけ輸入されているのか政府の統計でわかるのですが、ぼぼ、香港から

来るそうです。

香港の業者から買いました「これは香港産ですよね」と買ってくるのですが、香港に

ウナギの稚魚は流れ着かない!

2007年までは、日本は台湾からウナギを稚魚を輸入していましたが、2007年に台湾では

自然保護を理由にウナギの稚魚の輸出を禁止しました。

そこで、稚魚が欲しい日本の悪質業者が手を組んだのが台湾マフィア。

まず、台湾で取れたウナギを稚魚を香港に密輸させ、それを悪質業者が合法的に輸入して

手にいれます。

これは「ウナギロンダリング」ですね。

 

市場に出回っているウナギの2/3は違法なルートで入ってきたウナギだそうですよ。

ウナギにこんな闇があったなんて・・知りませんでしたが、日本人はやっぱり

ウナギ食べるでしょうね。私も食べますよ。やっぱり土用の丑の日はウナギでしょう・・

 

世にも奇妙なウナギ!世紀の大発見!

2009年にウナギのあるものが発見されました・・それは何でしょう?

↓  ↓  ↓

 卵です(ウナギの卵ってそれまで見つかってなかったのですね)

日本生まれの卵ですが、マリアナ諸島沖で発見。

ウナギは日本の川で生まれ、日本を離れた海で産卵していたのです。

卵は発見されましたが、自然界でのウナギの産卵を見た人は

いまだにいないそうです。

ウナギの生態は謎が多く、完全養殖が出来るのはまだまだ遠いそうです。

 

 

ということでウナギの価格はどんどん高騰していっているのでしょうね。

最近のスーパーなどでの丑の日のパンフレットには「うなぎ」が高いからでしょうか。

「う」のつくもので、牛の肉(牛肉)がのっていましたよ。

土用の丑の日に、うなぎを食べる。はだんだんなくなっていくのでしょうか・・